まずは求人を調べてみる
こんにちは。にりんごです。
2020年春、50代で正社員の保育園保育士に復職しました。
夫の病気による休職が始まった時、先々への不安が頭をもたげ、正社員での就職を考え始めました。
元々子どもが好きで、正社員ではないものの保育園で働いたり、ベビーシッターをしていたので「就職先は保育園!」と就職先だけはすぐに決まりました。
でもでも、50代で正社員の求人はある?
ありました!
まずはネットで求人を検索してみると、あるある!たくさんありました!
50代でも募集しているのですよ。
もちろん若いはつらつとした先生もとても素敵ですが、人生経験を積んだ包容力のある?人も必要なのではないかと勝手に思っています。いろんな年代や個性や特性を持った保育士がいる園が理想なのではないかと考えます。
保育園の待機児童が社会的にも問題になり、保育園はたくさん新設されましたが、保育士不足は深刻です。
例えば、2020年4月の保育士の有効求人倍率は2.45倍で、高い水準で推移しています。(厚生労働省発表より)
私が調べ始めた2019年5月も、たくさん求人が出ていました。保育士が不足しているからこそ、50代でも採用してもらえるのです。
この時点では、まだまだ絶対に保育園の正社員なるとは決めかねていた部分もあったのですが、とにかく調べ始めてみました。
項目を決めて比較してみる
ネット上の情報を集めてみました。
ハローワーク、一般の求人サイト、保育士に特化された求人サイトなど、まずはいろいろな求人を調べるところから始めました。
「保育園」とひとくちに言っても、求人がいろいろありすぎてわからないので、比較項目を自分で決めて書き出していきました。
1, 正社員がいい→目的は安定した収入なので、まずは正社員。そして、50代でも受け入れてくれるところ。
2, 給料→園によって給与体系は様々です。
3, アクセス→体力の衰えを感じる50代。できるだけ通勤時間が短く、近いところが良いと考えました。とはいえ、以前、雨の日も片道自転車で25分のところに通っていた大変さから、自転車以外で行けるところを検討しました。歩きや、公共交通機関を使って通勤できるところですね。
4, 休日→週休2日制度のところがいい。土曜保育があっても振替休日のあるところがいい。
5, 賞与→これもできれば多い方がいいですね。
6, 昇給→これもあれば励みになります。
7, シフト制について→毎日変わるのか、週単位、月単位、中には、年単位というところも!
8, 社会保険→これは完備のところがいいですね。
9, 園の定員→私は子どもの人数があまり多くない、小規模園か中規模園が希望でした。
10, 定年→出発が50代!この先何年働けるのかはわかりませんが、せっかく働き始めるのですから60歳定年のところではなく、65歳定年の園を選びました。
11, 理念→ここはとても大事!他の条件が良いところでも、自分の目指す、してみたい保育とかけ離れているところは長く続かないと考えました。現場での保育が、全て理念通りに進んでいるとは思いませんが、進むべき道筋がしっかりしているか、保育に対する考えが自分と合っているかを重視しました。
12, 特色→理念と近いところがありますが、園によって、どこに力を力を入れているのかが違います。食育や裸足や英語、体操、リトミック、モンテッソーリなど様々です。
過去の記録を数えてみたら、30園ほど調べて比較してありました。書き出してみることで、自分がどういった園に行きたいのか、何を大切にしたいのかが整理されるので、これはおすすめです!
応募は3つにしぼった
ベビーシッターの仕事をしながら、情報を集めて検討をする。
そうこうするうちに11月になってしまいました。
そこで、更に最新の情報を集め、最終的に3つの保育園にしぼって応募をしました。選んだ理由は、上記の通りです。
私は、履歴書と職務経歴書を書くのが大変で、最終的に3園にしぼってしまいました。就職してから先輩に聞いた話があります。
「まずは見学だけさせてもらって、気に入ったところだけ後から面接をしてもらう!」というものでした。
絶対にこれがいい!私も面接する前に知りたかったです!
当時はなぜか見学と面接はセットだと思い込み、見学と面接を同じ日にしたのですが、見学を先にしていたら応募はしなかったかもしれない、という園が実際にあったからです。
たくさんの保育園を先に見学していたら、もっと選択肢が広がったのではないかと思います。
これから就職活動をされるかたは、ぜひぜひたくさん保育園を見学して、自分に合った園を見つけてくださいね。
ちなみに先輩いわく、見学に行く時間も、子どもたちが寝ている午睡中ではなく、子どもの活動がみられる午前中や、保護者のお迎えでごった返ししている夕方もオススメ!とのことでした。
いやあ、先輩さすがです!ホントにもっと早く知りたかった!
みなさんは、ぜひいろいろな時間帯に見学に行ってみてくださいね。
以上が、情報集めから応募までの経緯です。少しでも参考になれば嬉しいです。
次回は、実際の面接、そして内定、その中でどうやって就職する保育園を選択したのかをお伝えいたします。
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