新園を希望した
50代で正社員保育士に復職した私ですが、面接の時に3月から働けることを伝えていました。
3月は他の園で研修等をさせてもらって、4月からは新しく開設される保育園で働かせていただきたいと思っていたからです。
全て出来上がった環境のなかに入るよりは、一から作り上げていくという経験をしたいと思っていました。
また、新しい園は自宅から近い場所に開設されるので通勤時間が短くてすむのも大きな魅力でした。
面接の時にも担当の方からその方向でいきましょうと言われていましたが、実際に配属されたのはすでに開設されている保育園でした。
会社の組織というのは、そういうものですね。
なかなか自分の思い通りにはいかないものです。
また、今になってわかることもあります。
新しい園の開設にあたってはどんな働きをするかわからない新しい人をメンバーに加えるよりは、すでに実力を認めている人で構成した方が安心ですね。
私が配属された園は若いかたが多いので、年を重ねた人が必要だったのかもしれません。
人事については詳しいことは知りかねますが、今いるところでしっかり働かせていただこうと思う毎日です。
園の様子を知ることができる
何もわからないまま、いきなり4月から担任として勤務するよりよかったと、今では思っています。
3月は、すべてのクラスの保育に入らせてもらいました。
そのおかげで子どもの名前も、ほぼ覚えることができました。
これは大きいです。
現在は乳児クラスの担任をしているので、普段はあまり幼児クラスの子どもたちとの接点がありません。
早番や遅番で合同の保育になったときに子どもたちの名前がわかるのは、3月にいろいろなクラスに入っていたからだと思えるからです。
3月から4月への変化を知ることができる
3月から勤務したからこそ、職員のことも詳しく知ることができました。
誰が持ち上がりの担任で、誰が今年度からの担任か。
何人が退社し、誰が異動となり、4月からの新入社員はどなたかということも、3月からいたからこそすぐに理解することができます。
それは園児も同じで、新入園児がすぐにわかりますので、すぐに適切な対応をすることができました。
年度の終わりと始まりの慌ただしい時期ですが、その時に在籍していたからこそ新年度の保育に生かせる情報を、早く得ることができたと思っています。
自分を知ってもらう
園のことを知ることができるのと同時に、私自身のことを知ってもらうことができたのではないかと思っています。
正社員としては久しぶりの復帰ですので、ちゃんと働くことができるのか。
保育士としてきちんと働くとができるのか、を見てもらうことができたと思います。
私自身も、1ヶ月休まずに健康で働くことができたことが、4月からの担任としての勤務の自信となりました。
3月まで前職があるかたは難しいと思いますが、状況が許せば1ヶ月早い3月からの勤務もオススメです。
以上、私の経験を書かせていただきました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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